わっ!イザベラ・ハーコが来たっ! 萩編の詩 3月13日(月)くもり
わたしはハーコ イザベラ・ハーコよ
きのうの続きをいくわ まだ疲れが残ってるけどね
えーっと? あれから何だったっけ? そーよあそこよ アソコ
車引きのトチ助が 「自分のルーツをさがす」とかいうもんだから
角島の すぐ近くの「土井が浜」っていうとこに 行ったの ここにはね 砂の丘から たくさんの遺骨が見つかって
それが 背丈が高い弥生人のホネだって いうのよ トチ助は 自分が背が高いものだから 祖先はきっとここからだって … でもね ワタシはつまらなかったわ! だって これって墓でしょ ハカ!
生きてるうちが華よ それにしても … 誰だって こんな風なホネになるのね
だから決めたの つまらないことで悩んだりしてないで やりたいことを一生懸命やって
精いっぱい生きていこうって だから ルーツなんてどーでもいいわ
ハイ!トチ助 次いくわよつぎ はやく車出して ということで はやくも萩に着いたわ トチ助もガンバレばやれるじゃない ここは 14~5年前に東京の大井にあった 博ちゃんの豪勢な別邸を移築したらしいの
なんでも 道路の拡張で取り壊すところを 山口県が引き取ったらしいわ ほら これがそうよ よくもマァ こんな家をはこんできたものね でも ワタシは知ってるわ 伊藤と明治天皇のことを でも今はまだ内緒よ 庭の石塔には 菊と桐が半分はんぶんの めずらしい紋が入れてあるのよ これは 藤の意匠のランマよ これも明治天皇と関係があって
ハナシでは 値段がつけられないくらい 高価なものなんですって まだほかにも レポートしたいことが いっぱいあるけど
また 息切れがしてきそうだから もうそろそろ おわりにするわ
でも これだけは 言っておきたいことがあるの よく聞いてね このボロ屋はね 伊藤の実家というか 若いころ住んでた家なの
すぐ隣にあって ひと目で 別邸とボロ屋が見れるの すぐ前に住んでる お爺ちゃんが言ってたわ
「博文も エエ人と一緒におれたから こねーに立派になれたんじゃねぇ」と いまが 苦しくてつらいことが多くても
明るく頑張っていけば なんだってやれるってことよ
「 伊藤博文は とにかく 明るくって 快活だった 」って バード伯母さんが言ってたわ
ハァハァ― … じゃ またね!
きのうの続きをいくわ まだ疲れが残ってるけどね
えーっと? あれから何だったっけ? そーよあそこよ アソコ
車引きのトチ助が 「自分のルーツをさがす」とかいうもんだから
角島の すぐ近くの「土井が浜」っていうとこに 行ったの
それが 背丈が高い弥生人のホネだって いうのよ
生きてるうちが華よ それにしても … 誰だって こんな風なホネになるのね
だから決めたの つまらないことで悩んだりしてないで やりたいことを一生懸命やって
精いっぱい生きていこうって だから ルーツなんてどーでもいいわ
ハイ!トチ助 次いくわよつぎ はやく車出して
なんでも 道路の拡張で取り壊すところを 山口県が引き取ったらしいわ
ハナシでは 値段がつけられないくらい 高価なものなんですって
また 息切れがしてきそうだから もうそろそろ おわりにするわ
でも これだけは 言っておきたいことがあるの よく聞いてね
すぐ隣にあって ひと目で 別邸とボロ屋が見れるの
「博文も エエ人と一緒におれたから こねーに立派になれたんじゃねぇ」と
明るく頑張っていけば なんだってやれるってことよ
「 伊藤博文は とにかく 明るくって 快活だった 」って バード伯母さんが言ってたわ
ハァハァ― … じゃ またね!
by mtnmmnk
| 2017-03-13 16:24
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